May 21, 2015[新着情報]
Hofnerドイツファクトリー Part 1

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ドイツ・ニュルンベルグ空港から車で程なくの町、ハーゲナウにHofnerのファクトリーはある。1997年からこの地に移転したHofner社の周りは、穏やかな自然が溢れる田園風景に囲まれていて、澄んだ空気のきれいな町並みが印象的である。
今回訪れた4月の陽気は、厳しい冬が通り過ぎたのちの豊かな緑を温かく育み、朝晩の適度な温度差を含みつつ、夜の8時頃まで明るい日光とゆっくりと流れる時に満ち溢れている。

IMG_0902.JPGそんな街並みをくぐり抜けて、静かな街中の一角に突如姿を現すファクトリーは、決して近代的な趣を見せる生産工場ではなく、ヨーロッパの伝統的な歴史を感じさせる、暖かな風景に馴染んだ建物である。

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ファクトリー2階にあるオフィスのミーティングルームには、ヴァイオリン・チェロを始めとするクラシック楽器が飾られ、もちろんヴァイオリンベースも数多くディスプレイされている。1964年製、1967年製、1975年製のヴィンテージも一緒に飾られている。






IMG_0925.JPG全部で3棟あるHofner社の木材ストックスペースでは、ファーストステップとして、ヴァイオリンを中心とするクラシック楽器用に約10年、ギター・ベース用に3年間、シーズニングされた木材がストックされている。
ヴァイオリンベース用には、メイプル・スプルース・ローズウッド等のマテリアルが数多くストックされています。ここで、シーズニングを済ませた木材は、次のシーズニングプロセスへと進んでいく。

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シーズニングのセカンドステップとして、次のドライニングルームに移動した木材は、生産及びその後の環境に順応していくために、空調管理されたルームでおよそ6か月間ドライニングされ、クラックや反り等の木材の動きが出にくいように工夫されている。





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カットされた美しいフィギュアドメイプル材でビーチ材をサンドした3ピースネックのラフカット。サンドする際の接着材は、木材用のタイトボンドが使用され、クランプによって強力に接着される。IMG_0936.JPG

ラフカット・ネックピース接着後は、ヴァイオリンベース専用マシーンによってモデル毎に異なるグリップシェイプに削り込まれていき、最終的には手作業で細かなサンディングの仕上げを施される。




次回Part 2へと続く!